以前杉江が出演したNHK「MAG・ネット」のスタッフから、以下のメールが送られてきました。拡散希望ということだと思うので、この場を借りて告知いたします。
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この度、来年1月に
MAG・ネットSP「新春☆萌え描き初め!~夢の創作まつり~」の放送が決定いたしました。
*「魔法少女 まどか☆マギカ」
*「イナズマイレブン」
*「薄桜鬼」
3作品の版権を特別にお借りして、その3作品をテーマにしたイラストと4コママンガを募集し、ユニークな作品をスタジオで発表!!
豪華ゲスト陣が盛り上がります!!
[出演]
白石稔さん(声優)、小野大輔さん(声優)、後藤沙緒里さん(声優)
加藤英美里さん(声優)、はいだしょうこさん(歌手)、白田秀彰さん(法学者)
西又葵さん、いとうのいぢさん、岸田メルさん、okamaさん(イラストレーター)
しかも、選ばれたイラストには、豪華賞品をプレゼント!!
作品は番組HPもしくはpixivで応募できます。(締切:12月18日(日)23:59まで)
皆様のご応募、お待ちしております。
プロ・アマ問いませんので、お知り合いの方にもお声がけいただけますと嬉しいです。
よろしくお願いします!!
MAG・ネットSP「新春☆萌え描き初め〜夢の創作まつり〜」
放送:2012年1月7日(土)※6日深夜 0:15〜1:14 NHK総合
アマゾンラテルナ「MAG・ネット」スタッフ一同
村中祐一、平井正孝、渡辺丞祐、堀田尚志、田中宣幸、花牟礼哲史
高田健介、黒沼雄太、折坂美帆、武井美穂
2011年12月9日金曜日
2011年12月7日水曜日
日本のアニメを観続け、作り続けてきた辻真先。そのすべてを知るためのイベントを始めます。
――初期によく部外者、どうかするとテレビの専門家からさえうけた質問は、
「アニメは脚本を先に書くのか、後から書くのか」
というやつだ。たぶん質問者は、できた絵に合わせて台詞だけ書くのがシナリオライターだと思っていたのだろう。冗談ではない。話も人物もないのに、だれがどうやって絵を描くのか。アニメの脚本はいわば神だ。光あれと書けば光が描かれる。無から有を生むことこそ、ほかに求められないアニメの醍醐味なのだ。キャラクターの魅力にせよ、ギャグやアクションにせよ、すべてシナリオに書き込まれなければ、なにひとつはじまりも終りもしないのである。(辻真先『TVアニメ青春記』)
書評を愉しむサイトBookJapanがトークライブイベントLive Wireと組んでお届けする12月のトークショー第2弾は、「辻真先・79歳傘寿未満。いまだ現役。テレビ・アニメ&特撮人生大回顧 #1」です。傘寿を目前に控え、今なお脚本家として現役である辻真先氏をゲストにお迎えし、氏のアニメ脚本家生活を振り返っていただくイベントを連続でお届けしていきます。氏が最初に携わったアニメ作品は平井和正原作の『エイトマン』。その後で虫プロから声をかけられ、『鉄腕アトム』にも第79話「ドクター脳」から参加している。その貴重な体験談を観客と一緒にお聞きしたいと思うのです。
第1回は、氏の脚本家前史から虫プロで手塚治虫原作アニメ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝レオ」の製作に携わった1965年まで。後に一家をなすことになる多士済々の面子が集った、梁山泊のごとき当時のアニメスタジオの雰囲気などについて振り返っていただこうと思っています。黎明期ということもあり、冒頭に引用したような勘違いも多くあったことと思います。そうした体験談についてもどんどん聞いていきますのでお楽しみに。もちろんLive Wireのイベントですから客席からの質問も歓迎です。辻さんのお話をうかがって、楽しい一夜にしていきましょう。
これは余談になりますが、聞き手を務める杉江松恋が関心を持っているのは、文化の受容者としての辻真先の柔軟さ、貪欲さです。初めてお会いしたのは何年前だったか覚えていませんが、そのときの会話で「辻先生は今でもジャンプをちゃんと読んでいらっしゃるんですか」と驚愕したことを記憶しています(たしか『デスノート』のお話になりました)。「おもしろいもの」「わくわくするもの」を追い求めようとするその姿勢はどのように形作られてきたのか。どういう風に生きれば辻さんのように「枯れない大人」になれるのか、が今回のトークの裏テーマであるといっていいと思います。枯れない大人に私もなりたいなー。なりたいよね。
日時:12月12日(月)午後7時開場、午後7時30分開演。
場所:新宿五丁目、道楽亭。
http://www.ryus-dourakutei.com/pctop.html
料金:前売券1500円、当日券2000円。
詳細・前売りはこちらへ→http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=37055409
「アニメは脚本を先に書くのか、後から書くのか」
というやつだ。たぶん質問者は、できた絵に合わせて台詞だけ書くのがシナリオライターだと思っていたのだろう。冗談ではない。話も人物もないのに、だれがどうやって絵を描くのか。アニメの脚本はいわば神だ。光あれと書けば光が描かれる。無から有を生むことこそ、ほかに求められないアニメの醍醐味なのだ。キャラクターの魅力にせよ、ギャグやアクションにせよ、すべてシナリオに書き込まれなければ、なにひとつはじまりも終りもしないのである。(辻真先『TVアニメ青春記』)
書評を愉しむサイトBookJapanがトークライブイベントLive Wireと組んでお届けする12月のトークショー第2弾は、「辻真先・79歳傘寿未満。いまだ現役。テレビ・アニメ&特撮人生大回顧 #1」です。傘寿を目前に控え、今なお脚本家として現役である辻真先氏をゲストにお迎えし、氏のアニメ脚本家生活を振り返っていただくイベントを連続でお届けしていきます。氏が最初に携わったアニメ作品は平井和正原作の『エイトマン』。その後で虫プロから声をかけられ、『鉄腕アトム』にも第79話「ドクター脳」から参加している。その貴重な体験談を観客と一緒にお聞きしたいと思うのです。
第1回は、氏の脚本家前史から虫プロで手塚治虫原作アニメ「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝レオ」の製作に携わった1965年まで。後に一家をなすことになる多士済々の面子が集った、梁山泊のごとき当時のアニメスタジオの雰囲気などについて振り返っていただこうと思っています。黎明期ということもあり、冒頭に引用したような勘違いも多くあったことと思います。そうした体験談についてもどんどん聞いていきますのでお楽しみに。もちろんLive Wireのイベントですから客席からの質問も歓迎です。辻さんのお話をうかがって、楽しい一夜にしていきましょう。
これは余談になりますが、聞き手を務める杉江松恋が関心を持っているのは、文化の受容者としての辻真先の柔軟さ、貪欲さです。初めてお会いしたのは何年前だったか覚えていませんが、そのときの会話で「辻先生は今でもジャンプをちゃんと読んでいらっしゃるんですか」と驚愕したことを記憶しています(たしか『デスノート』のお話になりました)。「おもしろいもの」「わくわくするもの」を追い求めようとするその姿勢はどのように形作られてきたのか。どういう風に生きれば辻さんのように「枯れない大人」になれるのか、が今回のトークの裏テーマであるといっていいと思います。枯れない大人に私もなりたいなー。なりたいよね。
日時:12月12日(月)午後7時開場、午後7時30分開演。
場所:新宿五丁目、道楽亭。
http://www.ryus-dourakutei.com/pctop.html
料金:前売券1500円、当日券2000円。
詳細・前売りはこちらへ→http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=37055409
「このミステリーがすごい!」23年の軌跡をふりかえるイベントやります!
まだJICC出版局といっていたころの宝島社が1988年に刊行した最初の「このミステリーがすごい!」の表紙には「ミステリー中毒者が選んだベストテン’88」「百発百中のミステリー&エンターテインメント・ガイド」といった煽り文句に加えて以下のようなメッセージが綴られている。書いたのはおそらく、編集者の石倉笑氏だろう。
――ミステリーがブームになるのはいいことだけれど、この出版点数の多さには、マニアも活字中毒者もついていけない。この出版洪水と嵐の中で、見失われた傑作を発見するために、クズ本を読んで貴重な時間とお金を無駄にしないために、そして、興奮と感動の1冊に遭遇するために……この本は必ず役に立つ! 読書の達人たちが選んだ本当のベストテン!
定価は380円。この1冊からすべてが始まった。
すでにご存知の方も多いと思うが、「このミステリーがすごい!」は「週刊文春」誌が行っていた年間ミステリーベスト10企画へのカウンターとして企画された。表紙のどこにもそういう記述はないが、「文春」のベスト10が本当におもしろい作品だけを選んだ真のランキングではない、という憤りが一部の読者にはあったのだ。当時、文春のランキング投票権は日本推理作家協会の会員に限定されており、投票者のほとんどが作家だった。実作者の多くはいい読み手であるかもしれないが、新しい本の読者ではない。新刊を追うことが仕事ではない以上、当然のことだ。勢い、「文春」ランキングにはその年の乱歩賞受賞作や話題作など、誰でもそれは読んでいるだろうという作品が並んでいた。そのアンチテーゼとして、日本推理作家協会という権威に頼らないベストテンが企図されたのだ。
それから23年。週刊文春のベストテンは日本推理作家協会会員以外にも門戸を開き、書店員などにも積極的に枠を与えて一気に「大衆化」した。「このミス」と「文春」のどちらが権威だと思う、と聞かれて「文春」と答える読者はもはや少数派だろう。「このミス」は、こうしたミステリー・ベスト10企画の代名詞として定着化した観もある。
今こそ原点に立ち返り「このミス」とは何だったのか、を問うべきときに来たのかもしれない。本と書評を愉しむサイトBOOKJAPANは、対話型トークイベントLive Wireと組んで「このミス」の23年を検証する航海へと乗り出そうと思う。その第一弾として「このミステリーがすごい! 2012年版」刊行日にトークライブを行う。とりあえず決定しているゲストは「このミス」草創期からの投票者であり、企画の出発点にも立ち会った茶木則雄氏だ。間もなく四半世紀に及ぼうとする「このミス」の未来を占うイベント、ぜひ熱い観客の来場を乞う!(杉江松恋)
日時:12月10日(土)午後7時開場、午後7時30分開演。
場所:風土カフェ&バー「山羊に、聞く?」(東京都渋谷区代官山町 20-20 モンシェリー代官山 B1F)(東急東横線「代官山」徒歩1分)
http://yagiii.com/
料金:前売券1500円、当日券2000円。
詳細・前売りはこちらへ→http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=37055080
――ミステリーがブームになるのはいいことだけれど、この出版点数の多さには、マニアも活字中毒者もついていけない。この出版洪水と嵐の中で、見失われた傑作を発見するために、クズ本を読んで貴重な時間とお金を無駄にしないために、そして、興奮と感動の1冊に遭遇するために……この本は必ず役に立つ! 読書の達人たちが選んだ本当のベストテン!
定価は380円。この1冊からすべてが始まった。
すでにご存知の方も多いと思うが、「このミステリーがすごい!」は「週刊文春」誌が行っていた年間ミステリーベスト10企画へのカウンターとして企画された。表紙のどこにもそういう記述はないが、「文春」のベスト10が本当におもしろい作品だけを選んだ真のランキングではない、という憤りが一部の読者にはあったのだ。当時、文春のランキング投票権は日本推理作家協会の会員に限定されており、投票者のほとんどが作家だった。実作者の多くはいい読み手であるかもしれないが、新しい本の読者ではない。新刊を追うことが仕事ではない以上、当然のことだ。勢い、「文春」ランキングにはその年の乱歩賞受賞作や話題作など、誰でもそれは読んでいるだろうという作品が並んでいた。そのアンチテーゼとして、日本推理作家協会という権威に頼らないベストテンが企図されたのだ。
それから23年。週刊文春のベストテンは日本推理作家協会会員以外にも門戸を開き、書店員などにも積極的に枠を与えて一気に「大衆化」した。「このミス」と「文春」のどちらが権威だと思う、と聞かれて「文春」と答える読者はもはや少数派だろう。「このミス」は、こうしたミステリー・ベスト10企画の代名詞として定着化した観もある。
今こそ原点に立ち返り「このミス」とは何だったのか、を問うべきときに来たのかもしれない。本と書評を愉しむサイトBOOKJAPANは、対話型トークイベントLive Wireと組んで「このミス」の23年を検証する航海へと乗り出そうと思う。その第一弾として「このミステリーがすごい! 2012年版」刊行日にトークライブを行う。とりあえず決定しているゲストは「このミス」草創期からの投票者であり、企画の出発点にも立ち会った茶木則雄氏だ。間もなく四半世紀に及ぼうとする「このミス」の未来を占うイベント、ぜひ熱い観客の来場を乞う!(杉江松恋)
日時:12月10日(土)午後7時開場、午後7時30分開演。
場所:風土カフェ&バー「山羊に、聞く?」(東京都渋谷区代官山町 20-20 モンシェリー代官山 B1F)(東急東横線「代官山」徒歩1分)
http://yagiii.com/
料金:前売券1500円、当日券2000円。
詳細・前売りはこちらへ→http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=37055080
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